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*赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうための準備



妊娠中、おっぱいのお手入れはしていますか?


妊娠前と比べてバストアップしていたり、胸が張っている感じがあったり、人によっては乳首がかゆいと感じる方もいるでしょう。

おっぱいも日々変化し、赤ちゃんを迎える準備をしています。


まずは自分のおっぱいがどんな形をしているか鏡の前に立って、見てみましょう。


乳房の大きさは人それぞれ、大きいからたくさん母乳が作られると思われる方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。

赤ちゃんが欲しがる分、きちんと作られるように体の仕組みはできています。


大事なのは乳頭の形です。


自分の乳頭の形はどんな形をしていますか。

乳房からつんっとでている。

乳房と同じ面になって、平らに見える。

乳房に埋もれるように、乳頭が引っ込んで見える。

いろんな乳頭の形があります。

赤ちゃんが飲めない乳頭はありません。

きちんと母乳を飲んでもらうためには、妊娠中から乳頭のケアすることが大切です。

もし、自分のおっぱいの形や乳頭の形が気になれば、専門家の助産師に相談してみましょう。


妊娠中期頃、赤ちゃんが少しでも母乳が飲みやすくなるように乳頭のケアを始めましょう。


最初は自分のおっぱいをさわり、乳頭の汚れを落とすことから始めましょう。


人によっては白っぽいカスが付いていることがありますが、もしかしたらすでに母乳が出始めているサインかもしれません。

また、薄い皮のようなものが気になる方は湯船につかった時など、皮膚が柔らかくなった状態で、優しくこすり洗いをするようにしてください。


では、次に乳頭を利き手の親指と人差し指でつまんでみましょう。

乳頭の固さはどうでしょうか。

赤ちゃんが飲みやすいといわれている乳頭の固さは、耳たぶくらいの柔らかさと言われています。

赤ちゃんは母乳を飲むとき、乳頭をつぶすように舌を動かします。

なので、固い乳頭だと赤ちゃんは飲みにくいし、さらに乳頭の方もつぶされて引っ張られるのでキズができてしまったりすることが多いです。

では、どうしたら妊娠中に乳頭が柔らかくできるか。


それはマッサージです。


簡単でご自身でもできます。

色の変わっている乳輪部外側1センチに親指、人差し指、中指の3本をおいて、こよりをよるように乳頭をつぶすようにします。

はじめは、週に1回程度、お風呂に入っているタイミングやリラックスできている時に行いましょう。

それから、段階を追って、週に3回、週に5回、そして正期産に入った頃には、毎日乳頭マッサージを行うようにしましょう。


ただ、乳頭マッサージも行うにしても注意が必要です。

乳頭をマッサージすることで、オキシトシンというホルモンが出ます。そのホルモンは、子宮の収縮も促してしまう効果があるため、切迫早産の方や逆子で帝王切開予定の方などは、医師や助産師に相談の上行うようにしましょう。

また、医師や助産師に指摘されていない妊婦さんでも、乳頭マッサージ中にお腹の張りが気になった場合は、中止するようにしてください。


母乳分泌に関しては、妊娠中から少しずつ出始める方もいるかもしれませんが、胎盤がはがれ出た後が、母乳生産の本番です。

産後初日や1日目は、乳頭をさわってキラっと母乳がにじむくらい。

それから、日にちを追うことに1滴2滴と母乳分泌が増えていきます。

なので、産後直後から焦る必要はありません。

授乳はママも初めてのことですが、生まれてきた赤ちゃんも初めてやること。

お腹の中でたくさん練習して、やっと本番です。

赤ちゃんによっては、飲み方がへたっぴな子もいますが、上手に飲んでくれる子もいます。それも個性です。

もし、ママが母乳で頑張りたいけど赤ちゃんが上手に飲めない場合は、できるだけ早めに専門家がいる所に相談すると良いでしょう。


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