妊娠前から、運動習慣がある人はウォーキングをしたり、スクワットをしたりと、様々な運動を工夫して行っていることでしょう。
でも、普段から運動習慣が無い人にとっての運動は、最初は辛いかもしれません。
まずは出来ることから始めることが大切です。
なぜ妊娠中に運動する必要があるのでしょうか。
適正体重は聞いたことありますか?
BMIによって妊娠末期までの体重増加の目安が分かれています。
おおよその方は10kg前後の体重増加があるかもしれませんが、食べづわりだったり、つわりが落ち着いたときに食欲が爆発してしまったりと体重増加に拍車がかかる時も多々あります。
適正体重を維持する目的は、“妊娠合併症を防ぐこと”それにつきます。
体重増加が著明な場合、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすくなります。
この病気は妊娠中の体の変化に伴って出現します。ママの体だけのことではなく、お腹の中の赤ちゃんにとっても影響が大きく、赤ちゃんの体重増加がスムーズにならなかったり、時には酸素が行き渡りづらくなるため赤ちゃんが苦しいサインを出すこともあります。
運動をする時期としては、安定期頃から始めると良いです。
基本はウォーキングやスクワット、階段昇降も良いでしょう。しっかりと足を動かす運動を取り入れていれば、妊娠中でも血液循環が促され、むくみの予防やこむら返りの予防など、マイナートラブルの予防にも効果的です。
また、女性は男性と比べ筋肉量が少ないため、冷えやすいと言われています。
運動することで、筋力をつけ妊娠中の冷えの予防も出来ます。
そして、出産は体力勝負です。
妊娠中は出産に向けての準備期間でもあります。
出産はフルマラソンを走るくらいの体力を必要すると言われていて、特に脚力は1番重要です。
しっかりと足に力が入ることで、出産のときに赤ちゃんを押し出すときのパワーの源になりますよ。
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